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草莽崛起

Vol.5
このお正月に、2023年11月公開のゴジラ-1.0を鑑賞しました。 戦後、全てを失った日本東京は『無』と化し、ゴジラの蹂躙で『負』になる。 未曽有の危機に窮した東京を、GHQによる占領下の元、何もできない日本政府に変わり、 民間の力だけで、ゴジラに対峙する。そんな物語です。

架空の怪獣ゴジラ。その成り立ちは、核実験の産物として生み出された巨大生物。
そもそも人間が核を発明しなければ、ゴジラは生まれない。
終わりの見えない戦争も、人間が始めなければ、戦争は存在しない。
人間の『限りなく肥大化する欲望』が… 矩を超た…
ゴジラが地球を還せ!と、人間に警告している… そんな見方もあるのでは?

今を生きる日本男児の中にも、この映画の主人公達に観るアイデンティティ、つまり大和魂を持つものは多少なりともいます。
いま、この国(ひのもと)を守らなければ、世界が滅ぶ、世界が滅べば、自らも…
ことによっては、国家の大義を超えて、人道を守るための働きをすることが、我々日本男児の生きざまであり、行動体系なのだと、私は考えます。

日本の文化であり伝統(男の教育)とは、額に汗して誰かの笑顔、喜び、安心安全の為に働く!

皇紀二千六百八十四年二月十一日
                 

株式会社たずさえ社 代表 前島 秀幸 拝