Vol.2
八月も終わりに近づいているというのに…。早朝から、うだるような暑さを体感しました。終戦から七十八年目の今日(八月二十一日)、三年ぶりに靖国神社の大鳥居をくぐり、日々の目まぐるしさを他所に、早朝の靖国で、心洗われるひと時を過ごしました。
私の靖国参拝は、必ずと言っていいほど、月曜日の朝八時が恒例になっています。 その時間は、通勤通学の時間帯ともあり、急ぎ足ながらも、大鳥居の前で立ち止まり、一礼する女子学生の姿が、目に留まる光景もまた、靖国参拝の和みの一つです。


そして、私は精神学を学ぶ傍ら、全ての食材が持つ固有のエネルギー(波動)を損なわず、命の元たる食材の波動を生かし、さらにそれ自身も光の波動を出す『波動刀』(登録商標)という包丁の製作に携わることを、英霊に報告いたしました。
正式参拝を終え、国花『桜』の下で記念撮影をしました。
戦地に赴いた軍人の多くは、『万葉集』を詠んでいたといわれています。 その『万葉集』の中には、蝉の歌集が幾つか詠まれています。この頃になると、ひぐらしが鳴き始めるのですが…。境内では、ミンミン、じーじー、ワシャワシャワシャしか聞こえません。大伴家持が詠んだ、ヒグラシの鳴き音はもう少し先のようです。
前島 秀幸 拝